ビジネスにおいて、タイミングが大事なことは誰でも知っていると思います。
しかし、どのタイミングがいいか・・・ほぼ運次第とも言えます。
早過ぎても、遅すぎても、BADな結果が待っています。
今の時期・・・コロナ禍の中、オリンピックが見え隠れし、緊急事態宣言の効果も見えないまま、春という季節もあり、人々が動き始めようと、「起こり」や「兆し」を感じている状態です。
次は、どうなるんだろうか・・・と期待と不安が入り混じった状況で、ビジネスのことを進めていく必要があります。
最悪も想定して、対策を尽くす。
しかも、保険をかけて。
これが、私のコンサルティングにおけるスタンスとも言えます。
この状況における最悪は、実は2つのパターンがあると考えています。
- タガが外れて、人々が一気に動き出す
- 新常態が変わらずに、大きな動きのないままに停滞する
一気に動くとしたら、その動きに呼応するような対策が必要です。
もちろん、業種・業態によります。
停滞のままであれば、新しいことを進めなければ、突破口を見出せずにこのまま低迷してしまいます。
都合よく考えれば、一気に動いた場合の対策と、停滞の突破口の施策が同じであれば、最も望ましいということです。
更に、保険をかけておきます。
上手くいった場合には、・・・。
上手くいかなかった場合には・・・。
ここまで構造的な戦略を組み立てておくことで、タイミングが計れます。
タイミングを計る場合には、トレンドが関係あれば、その情報を。
消費者行動や、傾向をチェックする必要は?
業界大手や競合先は?
故に、準備 → テスト → 稼働
という、プロセスもプランニングしておくことが出来れば、いつでも動き出せる状態となるわけです。
最近の事例ですが、コロナ禍の中で伸ばしている化粧品があります。
医師の処方が必要ですので、本来であれば来院なのですが、この状況下で、【オンライン診療】が認知されたことから、その仕組みを生かし、その化粧品販売を大きく伸ばしています。
この化粧品導入も、コロナ禍の中で決断されたことですし、正に、タイミングを計った結果です。
この時期だからこそ、何をどう準備しておくか、タイミングを計れるかということが、ビジネスの成否に大きく影響します。
私自身も、クライアントさん方も、着々と準備しつつ、タイミングを計りたいと思います。