ホイラーの公式 第2条
手紙を書くな、電報を打て!
手紙を書くな、電報を打て!
これは、相手に届ける早さを言っているように聞こえますが、違います。
短い言葉で伝えて、好意的な注意を引きつけろ!
と、書かれています。
本文では、短い言葉のことを、「カチッとハマる」という表現をされていますが、顧客が、「あぁ」とか、「へぇー」とか、スグに理解できるように、要約して伝えるということ。
例えば、私はコンサルタントという看板を掲げていますが、聞いたことがあるけど、何やっている人かわからない・・・というのが、本音のところかと思います。
だから、広告戦略という表現をしています。戦略という言葉がわかりにくいのは理解しているんですが、広告だけだと仕事の内容も違うしな・・・というところです。
最初のころは、マーケティングコンサルタントとしていましたし、今でも自分のサイトではそうなっていますが、中小企業の経営者さんは、「マーケティ・・?」となる方も多いので、フェイスブックでは、広告戦略としたわけです。
すみません、自分のことばかり書きました。
本では、商品特徴を、カチッとハマる短い言葉でということを、最初の10語は、続く10,000語より重要だ!と。
そして、好意的注意とは何でしょう?本では、素晴らしい第一印象だと書かれています。その第一印象を決める中に、態度や口調あるでしょうが、まずはハッキリと簡潔に伝えられるかどうか、ということです。
本文に、人々は、「即断」しがちなものである。と書かれています。1937年の本ですが、2020年になっても、このことは変わっていないと感じます。
つまり、インターネット社会であり、決断が早い環境だからこそ、あなたの商品やサービス、何をしてくれるのかということを、シズル(顧客視点での価値)として、短い言葉で伝える工夫をする必要があります。
先ずは、顧客を振り向かせること。
そして、好意を持たれること。
モノが溢れ、似たような商品やサービスが多い時代、この努力と工夫は怠るわけにはいかないようです。