Think with Googleに、消費者行動についての興味深い記事がありました。
端的に言えば、ITに対する考え方のタイプごとに、キャッシュレスの使い方が違うというもの。
なるほど、そういうこともあるよね・・・と考えさせられる記事ですが、私たち中小企業や小規模事業は、どうすべきか?
キャッシュレス対応については、地域・年代・商材・業種・生活スタイルというような項目が、絡み合っています。
都心では、スマホでピッとするのは、当たり前です。
地方でも、よく目にするようになりましたが、まだまだ現金も多いように感じます。
さて、自分の業種では、キャッシュレスにどう対応することが望ましいか?
リアル店舗、ネット販売と、どうするか?
よくわからないので、とりあえず全部使えるようにしよう・・・。
と、なっているのが現場での状態だと思います。
これは、当たり前のことで、用意がなければ顧客が使えないのですから、出来るだけ、ALLで対応すべきです。
経済産業省がキャッシュレス決済のいろはという資料を作成しています。
マーケティング的には、どう活用するか?
自社のキャッシュレス使用の現状把握をしてください。
ほとんど使用されていなければ、顧客から認知されていないかもしれません。
キャッシュレスを使用する理由として、ポイント還元率がありますので知られていなければ、選ばれないということにもなりかねません。
会計時や支払時には、全てのキャッシュレス対応を認知できるように・・・
と、あまりに当たり前のことですが、出来ていないところが多いのです。
ここまでは、単に当たり前のことです。
しかし、ここからがマーケ的キャッシュレス対応のヒントです。
現在・・・銀行の支店統合が、各地で加速しています。
キャッシュレスにどう関係するか・・・現金の引き出し場所が少なくなります。
コンビニやスーパーでも出来ますし、ドラッグストアへのATMが設置もされていますが、クセになっているような消費者行動が大きく変わることは、時間を要します。
特に、高齢者の方。
ITが苦手な方、高齢者は、キャッシュレスに疎いですよね。
ここが、マーケ的キャッシュレス対応。
「教えてあげる」、「サポートする」
携帯ショップの仕事・・・否、店舗の新しい無料サービスになる可能性があります。
ビジネス側でキャッシュレスを学ぶことが、集客や既存顧客の流失を防ぐことにつながるとしたら・・・。
スマホを持っていない方は、ほとんどいないと言えます。
キャッシュカードも、そうです。
ところが、キャッシュレスの仕組みや使い方を知らない人は、まだまだいます。
中小企業、小規模事業だからこそ出来る、顧客密着型サービスの一つです。
チャンスになるかもしれません。