マーケティング

USP、売れる強みをつくるポイント

今回は、USPについて書いてみます。

いろいろな記事で、意味や大手企業の事例が紹介されています。

端的に言えば、売れる強みのことです。

顧客がそのUSPを見て、聞いて、魅力的かどうか。
価値を感じるか、ということになります。

更に、競合先と比較した場合には、優位性があるか。

一般的には、以下の項目で考えることが多いかと思います。

  1. 価格
  2. 品質
  3. 機能
  4. 利便性
  5. 保証
  6. 特典
  7. 品揃え
  8. デザイン

ただ、これらの項目は、競合先が使っていたり業界大手が言っていることが多いのも事実。

そうなると、どのようにUSPをつくるか・・・となりますが「1つでなくていい、ターゲットごとに多くのUSPを表現していい」と、考えるといかがでしょうか?

ターゲットごとのUSPであれば、考えやすくなると思います。

現代のマーケティングには、【誰に】が最も重要だと考えています。

そうなると、よく言われる「ターゲットの絞りこみ」が必要。

つまり、絞り込んだのですから、そのターゲット向けのUSPが必要です。

専門店化?と間違われそうですが、そうではありません。

専門店であっても、ターゲットを絞りこむことで、USPは変わると思います。

それは、絞り込んだターゲットが使う言葉や用語、表現があるからです。

わかりやすい例だと、年齢。

50歳以上の・・・、となると35歳の人からは見向きもされませんが、対象年齢の人は、振り向いてくれます。

USPは、広告コピーに似ていて、言葉に表現するのは難しいと思いますが、ターゲットとした顧客の「悩みや不安」、「問題解決」を呈示することが基本になります。

先ず、ターゲットの顧客の「悩みや不安」、「問題としていること」を書き出してみます。

更に、具体的に、何に悩んでいるのか、何が不安なのか何が問題だと考えているか、ということを書いてみます。

そして、その横に、自社で解決できる商品やサービス、方法を書きます。

その中から、既存顧客から、よく聞かれることや言われることを探してみてください。

わからない場合には、既存顧客に、「なぜ、お取引しているか?」ということを、出来るだけ具体的に聞いてみてください。

USP、売れる強みですし、あなたの会社や商品の良さを伝えるものです。

ないよりも、あった方がわかりやすく、興味も持ってもらえます。

コロナ禍で時代が動いています。

業種・業態転換や新事業を検討される方も多くなると予想されます。

だからこそ、既存事業を基盤して、次の展開につなげるために基本的なことである、USPを見直してみてはいかがかと思います。

ご質問やご相談、お気軽にご連絡ください。

自動的な影響力の武器、3つの要素前のページ

検索エンジン、SNSの仕様変更次のページ

関連記事

  1. マーケティング

    ペルソナ<ミューズ<エフェクター

    マーケティングでは、ビジネスのターゲットを定める際に、顧客層・顧客像…

  2. マーケティング

    Webマーケティング【YouTube】ダントツの可能性

    YouTubeが、都内の電車広告、TVCMを始めています。先…

  3. マーケティング

    Webマーケティング【LP:ランディングページ】の必要性

    LP(ランディングページ)は、Web広告で使われる用語です。…

  4. マーケティング

    ユニバーサルアナリティクス終了発表と対策

    以前から言われていたことですが、グーグルアナリティクスのユニバーサル…

  5. マーケティング

    【2022トレンド情報】コスパ&タイパ

    コスパは、よく聞く言葉。コストパフォーマンス・・・費用対効果…

  6. マーケティング

    デジタルタッチポイントの重要性

    ホームページ、各SNS、Web広告など、顧客との接点については10年…

最近の記事

アーカイブ

  1. 思考の整理学

    02.「グライダー」
  2. コピーライティング

    〇〇が上がる●● 〇〇が下がる●●
  3. Facebook一般

    マーケティング情報メディア/SNS
  4. コピーライティング

    コピーとデザイン
  5. コピーライティング

    〇〇の新常識。
PAGE TOP