オススメ、レコメンドなど、毎日見ない日はありません。
ショッピングサイトでは、定番の言葉です。
ところで、売り込む理由は?
- 安いですよ。
- お得ですよ。
- 今だけですよ。
- お試ししては?
- タダであげますよ。
と、概ねこんなところです。
そして、次に売り込むものを用意しているのが、定石です。
消費者も、わかっています。
わかっていて、申し込みますし、買っています。
ここまでは、OKだと思うのです。
どの会社の集客も、似たりよったりです。(お前が言うな、と思われるでしょうが)
ところが、次の手が、一番の勝負なのですが、手を抜いているところが多いのです。
何をしなくてはならないかと言うと、
あなたの会社が自信を持って売り込んだ理由を伝えてください。
そこには、安いも、お得も、今だけもありません。
ビジネスへの思いや、商品づくりのこと、あなたにどうしても使ってほしい、どうしてもチャレンジしてほしい、ということが薄いところが多いのです。
あまり熱く語り過ぎると、暑苦しいので、それはトーン&マナーとして、伝えていないと心当たりがあるのなら、伝えてください。
そこには、あなたの会社のイメージを伝えることも必要です。(印象がいい、ターゲットが喜ぶようなデザインやメッセージ)
あなたの会社が、取り組んでいることも伝えていいと思います。
つまり、共感や支持を得られるものは、出来るだけ伝える。
精一杯伝えて、ダメであれば仕方ないと諦めもつきますが、伝え損ねているのであれば、もったいないのです。
そのために、ツールを作成したり、資料を作成したり、大変かもしれませんが、必要です。
ターゲットに合わせたSNSの投稿も、今の時代では必須です。
何を伝えていいかわからないのであれば、アンケートをすることも必要だと思います。
昔のトップセールスの人たちは、言っていました。
「自分が、売る商品を最も愛していないと売れない」
商品を愛するということは、知っていることは当然であり、その良さ、その全てを伝えるということです。
あるクライアントさんでのこと。
新しいマネージャーが着任してわかったことがありました。
商品とサービスの説明について、スタッフ毎にお客様に伝えている内容が違いました。
マニュアルもありました。
これまでのマネージャーもいました。
チェックもしていたと言います。
なぜ、こうなったか。
口述・口伝だったからです。
どうすればいいか・・・ツールも必要ですがこれまでの全てを変える必要があります。
なぜなら、出来ていなかったのですから。
実は、様々な会社が売り込む理由を明確にしているかというと、曖昧なところも多いのです。
だから、明確にするだけで、クロージング率や購入率、継続率は、改善します。
顧客への啓蒙・教育ということも言われますが、その前に、きちんと説明することが重要です。
かく言う私も、同じです。
お問い合わせしていただいた皆様に、きちんと整理して、暑苦しくないように、お伝えしたいと思います。