思い切って、言い切ります。
セグメントが出来ていれば、ビジネスは上手くいきます。
これからの時代、セグメントが間違っていると、ますますビジネスはうまくいきません。
ターゲティングとは異なります。
ターゲティングが重要ということは、マーケティングのことを調べると、よく書かれています。
ターゲッティングは、対象顧客のこと。
通常、セグメントは、商品・サービスの市場のことです。
しかし、私は現代のセグメントは、市場×顧客 だと考えています。
今回は、セグメント(市場×顧客)のことをお伝えします。
唐突ですが、あなたの商品・サービスは、売れやすいか、売りやすいか。
売れやすいならば、放置していても売れます。
顧客が見つけてでも欲しい商品だからです。
一般的には、ヒット商品と呼ばれます。
店先でもネット販売でも同じです。
広告しなくても売れます。
ブーム、希少価値というように、なかなか手に入らないような状態も重なると、プレミア価格というように価格まで上がります。
さて、そんな商品・サービスがあるか?
そうそうありません。
では、あなたの商品・サービスが売りやすいか。
粗利率が高ければ、値引きできます。
バックエンドと言われる商品やサービスがあればフロントエンドのお試しは、無料にできます。
最もカンタンな価格のことですが、顧客にとっても、最もわかりやすいことで、価格以外は、説明しなければ、売れない商品・サービスです。
その説明は・・・。
- 新しいです。(目新しいですよ)
- 多くのお客様が使っています。
- 特別な原料です、製法です、加工です。
- こだわりがあります。
と、様々な説明が並びます。
肝心な部分が抜けています。
こんな、あなたにピッタリです。
ここが抜けていると、マーケティングは機能しません。
要は、集客や広告は、セグメント(絞り込み)に集約されます。
商品・サービスを販売していても、屋号的には、【〇〇専門】とした方が顧客もわかりやすいですよね。
商品・サービスを絞り込むことで、自ずとターゲットも絞り込んでいます。
ターゲットを絞り込むことで、品揃えに無駄も無理もしなくなります。
中小企業、小規模事業の鉄則なのですが、中途半端になればなるほどマーケティングの難易度も上がります。
もちろん、セグメントしたところに市場があることが条件です。
例えば、住宅会社。
最近では、デザイン系のところも多いのですが、カッコいいという概念や価値は、人それぞれ。
そうなると、ローコストや機能性や利便性などの差別化できる部分が必要です。
しかし、大手企業に対抗出来なければ・・・。
売れません。
デザインも、〇〇風や〇〇系というようなテイストやターゲットを、〇〇が好きなご夫婦とか、〇〇を趣味を持つというようにセグメントすると、どうでしょう?
前述したように、商品・サービスもターゲットもセグメントをすることで、マーケティングも見えてくるのです。
当たり前のことなのですが、この単純な部分でボタンが掛け違うと集客も広告も、マーケティングも上手くいかなくなります。
セグメントが出来ていれば、ビジネスは上手くいきます。
中小企業、小規模事業こそ必要な戦略です。