最近では、競合対策を行うためのWebツールがいくつも出ています。
その中から、2つをご紹介します。
1.グーグル広告:カスタムオーディエンス
カスタムオーディエンス
少し前までは、インテント、アフィニティカテゴリという項目で設定。
今では、どのような人(オーディエンス)に広告を配信するかということについて、細かく設定して配信出来るようになりました。
その中に
- 競合先のウェブサイトを訪れたユーザー
- 指定の検索キーワードで検索したユーザー
ということで、設定できます。
つまり、競合先のあの会社、この会社のウェブサイトに行って、自社を知っていないユーザーには、アプローチできるということ。
あなたが、この機能を知らずに使っておらず、競合先が使っているとしたら・・・。
ちょっと考えたくなると思います。
2.ジオ・マーケティング
これは、競合先の場所(基本的に住所地)を指定して、この指定場所を訪れた人に対して、広告配信できるという方法。
参考サイト
ジオマーケティング参考サイト
ある店舗を指定することも可能です。
これは、いわゆるビッグデータを活用した手法であり、様々な会社からサービスが提供されています。
地点指定が複数出来るサービスがあるので、近隣の競合先を全て指定することも可能。
実は・・・、業界大手と言われるところや、最大手と呼ばれる企業では、既に導入済。
もしかしたら、あなたの店舗が指定されていて、そこに大手さんの広告が配信されていて、「ここがいいかも」と、顧客が移動していたら・・・、イヤですよね。
これから、5Gという通信速度を背景に、このようなWebサービスが多くなります。
ひと昔前は、このようなサービスは都市圏のものでしたが、スマホの普及率や通信インフラの整備により、全国が対象です。
道具は、使いようです。
ツールの進化を見逃すことが、大きな機会損失になる時代です。