最近、ファンマーケティングという言葉を聞くようになりました。
要は、「ファン」をつくろう・・・異議なし、です。
ここで、どんな「ファン」かを考えたいところです。
違う言い方をすれば、優良顧客のことですから、どんな顧客がいいか?
単価・期間・頻度という、顧客生涯価値(Life Time Value)の重要な項目をきちんと満たしてくれるのが、理想です。
しかも、誠実であり、謙虚であり、他の顧客の模範となるような・・・。
いないとしたら、引き算的に、実際の顧客を思い浮かべてみてください。
そうすると、難しい問題が出てきます。
- たくさん買ってくれるけれど、面倒な顧客
- いつも買ってくれているけれど、多くは買ってくれない顧客
- 大ファンでいてくれるているものの、他の顧客から嫌われる顧客
理想の顧客は、全ての項目を満たすのですが、そうはいかないのが現実。
だとしたら、購買金額、頻度(期間)、貢献度(紹介やSNSのシェアなど)で、区分して、それぞれに顧客の優良度を測るということになろうかと思います。
ファンという言葉の類語を調べると、いろいろな表現がされています。
ヘビーユーザー、マニア、サポーター、愛好家・・・。
もしかしたら、クレーマーやアンチも、ファンの一部かもしれません。
ファンを区分することは、顧客区分することと同義です。
これまで、何かを基準に S・A・B・Cと区分していたものがファンという基準になると、違う角度の要因や評価が加わります。
インフルエンサーやユーチューバーとのコラボやマーケティングは、相変わらず活況のようですが、皆さんのビジネスにおいて、ファンの方々がシェアしたり、コラボしてくれたら・・・こんなカタチが理想です。
あるユーチューバーさんは、ファンギルドという名称でファンサイト運営されていて登録者数が、〇万人です。
ある方は、アナログとデジタルのハザマに位置する【メールマガジン】を有料で発行していて、読者数は〇万人。
この読者の方を中心に、服や雑貨などまで販売されています。
言葉だけの表現だけではない、ファンマーケティングが確立できれば、今後のビジネスにおける、強固な基盤となることは間違いありません。
私も、ファンマーケティングにチャレンジしてみようと思います。