ビジネス

中小企業の経営資源活用:情報編

中小企業の情報活用・・・何の情報を、自社の情報と定義しているかという部分がないところも多い。

販売データ、顧客データは、生命線。

活用していなければ、非常に問題と言える。

既存顧客へのアプローチが、最も安価であり、最速で売上を上げる近道。

このことは、基本中の基本。

これをやらないのは、ビジネスを放置しているのと同じ。

どの顧客に、どの商品(サービス)をオススメするか。

今ではショッピングモールがレコメンド機能として自動化されているのは理由がある。

単純に、売れるから。

この商品を買った人は、このような商品も買っています・・・自動化されている。

これも、売れるからである。

逆もあり。

このような顧客が多いから、こんな商品やサービスを企画(導入)しよう・・・。

弊社も、コンサルティング業務から関連して、印刷、デザイン、Web,Web広告と業務拡張してきた経緯は、顧客に対応してきた経緯と同じ。

新ビジネスのヒントも、既存顧客に眠る場合が多い。

他重要なのは、Web、SNSのデータ。

この部分を放置している中小企業は、意外に多い。

しかし、ここにも宝の山が眠っている。

グーグルアナリティクスを活用していなければ、あまりにももったいない。

現在の機能は、ここで書くには到底追いつかない程の機能と情報がある。

更に、他のグーグル関連ツールと合わせれば、活用できる機能は多い。

情報が取得できるにも関わらず、知らないが故に放置している状態と同じ。

Web広告やSNS広告に取り組めば、更に詳細なデータが取得できる。

例えば、検索キーワードを指定してWeb広告を行うとする。

弊社で言えば、「コンサルティング」。

誰もが、コンサルティングと検索するわけではなく、広告も配信設定で関連キーワードでも広告表示が可能なことから、いろいろなキーワードで配信している。

つまり、実際に検索されたキーワードがわかる。

思いもしないキーワードが見つかることで、次の施策につながる。

顧客リストに携帯電話番号があるだろうか?

この携帯番号リストは、Web広告の際に活用できる。

AIが自動で、類似リストを作成してくれる。

もし知らないのであれば、宝のもちぐされと言える。

最後に、社員や取引先のデータにも、宝が眠る場合が多い。

社員の得意領域や趣味・・・ビジネスにつながることもある。

特性を見出し、貢献してくれる人材となることもある。

取引先も同じ。

あなたの知らないこと、ネットワーク・・・。

大企業よりも、中小企業がより情報活用できるチャンスが多い。

なぜなら、社員との距離、取引先との距離が近いのだから。

もちろん、顧客との距離も近い

そうであれば、情報活用について整理し考えるだけで、新しい可能性を見出せる機会になる。

チャンスは、足元に眠っている。

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