マーケティング

フルファネル的アプローチ

フルファネル、最近少し聞くようになりました。

ネット検索すると、いろいろと説明してありますが、私の個人的な捉え方は、認知段階からのアプローチということです。

これまで、Webマーケティングは、刈り取り型の方法が主流でした。

リスティング広告が典型ですし、リターゲティングという追跡型広告は代表です。

しかし、これを嫌う社会傾向と消費者意識が重なり、大きく変化しています。

何度かお伝えしていますが、iOs14以降でアップルのクッキーは制限されています。
故に、フェイスブック広告、インスタグラム広告では正確性に欠けるデータで判断せざるを得ない状況にあります。

今までも書いたかと思いますが、今の時代は【共感・応援・支持】が主流。

だとしたら、好感を持たれることから始めるべきです。

刈り取り型に比べて、時間も手間もかかります。
情報発信するコンテンツのクオリティも、手を抜けません。

つまり、刈り取り型の最終段階だけを狙ってきたマーケティングは終わります。

いかに、認知されるか。

どこで認知されるか。
広告、SNS、検索で印象が違ってきます。

どう認知されるか。
どんなイメージを持たれるか、調べられることが前提です。

認知 ー 比較・検討 ー 決定

最初が悪ければ台無しです。

更に、一貫性、整合性、顧客の類似性は、当然です。

今の顧客は、一瞬で見抜いてしまいますし、調べます。

メッセージも、コピーも、デザインも重要なパーツです。

ビジネスと顧客は、どの段階(認知、比較・検討)で出会うか、わからない時代。

SNSでの偶然が、引き金となり大きく成長するところもあります。

情報量も、ますます増えていく時代です。

他社と比較された際に、情報量の少なさは決定につながらない要因になります。
(もちろん、有用で整理されていないと意味ないですが)

つまり、これからのWebマーケティングは、何かだけに力を入れるのではなく、それぞれの媒体を、上手く使いこなす時代であり、そこにフルファネル的なアプローチを行うことで、チャンスをつかむことが出来ます。

SEO,SEM,VSEO,SNS・・・、どれもこれも大事です。

つまり、バランス。

ビジネスにおける時間と労力を、どれだけ配分するか。

そのためには、漫然と取り組むのではなく、設計と設定が必要です。

緻密に、用意周到に準備して取り組むことで、顧客から振り向かれて注目され自然に売上につなげるという環境づくりが大事になります。

フルファネル・・・中小企業こそ検討すべきだと思います。

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