タイトルは、これからの中小企業のマーケティングについて、という意味です。
結論から言いますと、【顧客とのつながり方】が、重要だと考えています。
顧客とのつながり方を、仕組化できれば、新規集客も既存顧客へのプロモーションも困ることはありません。
結果的には、【コミュニティ】、【ファン】となるのかもしれませんが、それは最終形ですので、それまでに至るプロセスが、これからのマーケティングでは重要です。
顧客から知ってもらう方法は、
- 広告(デジタル・アナログ)
- SNS
の2つの大きな流れは、間違いのないところです。
広告には、ビジネスですから当然ながら目的があって、来店や購入、問い合わせやリスト獲得などのアクションを起こしてもらうために、行います。
広告を見て、「ここはいいな」、「これはお得だ」という理由で、すぐにアクションを起こす人もいれば、最近では、調べてから・・・という顧客も多数であり、顧客の動きは、非常に複雑です。
グーグルでは、パルス消費と呼び、顧客の行動をバタフライサーキットという名称をつけ、顧客の購買行動が変化しているとしています。
パルス消費:瞬間的に決断するという消費行動
https://www.thinkwithgoogle.com/intl/ja-jp/marketing-strategies/app-and-mobile/shoppersurvey2019-2/
バタフライサーキット:情報探索行動(探して、かためる)
https://www.thinkwithgoogle.com/intl/ja-jp/marketing-strategies/app-and-mobile/butterflycircuit3/
昨年からのコロナ禍にあって、ネット消費は大きく伸びて、マーケティングの主流はWebマーケティングに、大きくシフトしています。
国でも、事業再構築補助金という大型の補助金での支援で、デジタルシフトを提唱していますので、この流れは止まることがないと思われます。
https://mirasapo-plus.go.jp/infomation/11458/
このように大きく変わる消費行動と社会変化で、私たち中小企業はマーケティングにどのように取り組んでいけばいいか。
私も含めて、中小企業は資金が潤沢にあるわけではないですし、人もギリギリ。
モノもありませんし、情報も不足しがち。
ネット上では、いろいろなツールや媒体のノウハウが紹介され、販売されていますしオンラインセミナーや講座も、活況です。
このようなノウハウやテクニックは、知らないよりも知っておくことで、強力な武器になりますし、私自身も、いろいろなところで学んでいます。
それだけで上手くいけばいいのですが、甘くないのが現実です。
そこで、マーケティングを行う上で、何を軸に考えて、どう組み立てるかとゼロベースから考えてみて、【顧客とのつながり方】という考えに至りました。
新しい顧客と会う場合には、広告からかもしれませんし、SNSかもしれません。
これまでの顧客も、広告は目にしますし、SNSやコミュニティがあると思います。
今の顧客は、いろいろな出入口と居場所を持っています。
ツイッターが入口の人、You Tubeの人、・・・といろいろです。
入口と居場所が同じ人もいれば、違う人もいます。
例えば、
ツイッターでは、〇〇について発信したり、RTしたりしているもののYou Tubeでは、全く違う居場所を持つということは、往々にしてあります。
ビジネスする私たちは、その入り口と居場所で関わることが必要です。
なので、【顧客とのつながり方】というような表現をしました。
マーケティングも、入口で攻める方法と居場所で攻める方法があります。
入口でも、居場所でも、広告は存在します。
入口でも、居場所でもコミュニティが出来れば、非常に強力です。
無料で出来ることとして、SNS投稿、HPのコンテンツ発信(ブログ含)参加型メディアWebサービスのnote、各種音声サービスなど等。
有料は、広告。
自分の顧客がいる【入口】、【居場所】。
ここに、それぞれの方法でアプローチしていくことが、【顧客とのつながり方】です。
私自身もいろいろとテストしています。
クライアントさんでは、既に成果が出始めています。
ビジネスを、社会環境や顧客動向に合わせるのがマーケティングですので、今が、正に変わらざるを得ないという状況だと思います。
このような傾向にともない、競合環境も変わってきます。
ネットビジネスに、続々と参入があるのですから、当然です。
しっかりと、ご自身のビジネスのポジションも合わせて取り組むことで、これからのマーケティングが変わってきます。
抽象的で、わかりにくかったかもしれませんが、中小企業もまだまだやりようがあると思います。
ご不明の点やご質問があれば、お気軽にご連絡ください。
私自身も、クライアントさんと一緒に、紆余曲折、試行錯誤、トライアル&エラーを行い、今からのマーケティングに取り組んでいきます。