投資と聞くと、不動産や株式投資を思い浮かべる方は多いと思います。
イマドキでは、・・・話題の仮想通貨もありますし、NFTもあります。
<Non Fungible Token(非代替性トークン)>
詳しいことは割愛しますが、デジタル作品を仮想通貨でという方法でツイッターの創業者の最初のツィートが、約3億円・・・。
というようなものです。
ネットでNFTと調べてみると、他の事例も多数あります。
中小企業の投資戦略・・・何に支出して、利益を得るか。
商品開発やサービス開発に要する時間と労力も投資です。
広告も、ROAS(Return On Advertising Spend)という指標があり、費用対効果のことですが、投資と言ってもいいと思います。
不労所得を得る目的が、投資ということではなく、中小企業では、さらなる売上や利益を得るための費用を投資と広義に考えていただきたいところです。
目の前の問題で、売上を上げなければならない時には、そのためには、時間も労力も、費用もかかります。
リターンは保証されてはいませんが、取り組まなければ新しい売上や利益は生まれることはありません。
不動産投資や株式投資を否定するわけではなく、その投資を行う前に実は、やるべきこともあります。
これらの投資は、最初から資産価値が担保されていますので、リスクが少ないように思えますし、多くの利益を望まずに、将来を見据えて、これらの投資を行うところも増えています。
しかし、多くの中小企業には、余裕が多くありません。
目の前の問題に、終始しがちです。
儲け話・・・ネットの中でも、探せば山ほど出てきます。
セミナー、教材、講座と多数が販売されています。
これらは結果的には、自分でやることですので、時間と労力が必要であり途中で頓挫するところも多いと聞きます。
中小企業の投資戦略を考える際には、
- 支出可能金額
- 捻出可能時間
の2つについては、必ずチェックしておくべきです。
その上で、投資効果(ROI:Return On Investment)を考えて取り組むことが必要です。
投資戦略を検討する際には、経営戦略や事業戦略について整理した上でメリット・デメリットを明らかにしておくことで、リスクへの回避策や対策も準備が出来ます。
最後に、中小企業には、広義の投資は必要です。
変わらないままで、続けられるという保証はありません。
事業収益を補う程の、不動産投資や株式投資は考えられないのが一般的ですから、事業を中心に考えることになります。
これから、時代が変わる中で、環境適応する上でも、新しい売上や利益を生む上でも、投資を意識することで、経営の方法や方針も変わるものと思います。