新しいビジネスのアイデアやヒント、切り口を見つけるということは、経営におけるイノベーションやマーケティングの課題であり、企業規模の大小に関わらず、経営者は気になるところです。
しかし、なかなか儲け話は転がっていません。
儲け話は、どこにでもあって、どこにもないような話です。
胡散臭さが、残ります。
そして、誰かの成功事例やどこかのヒット商品が話題になって、「あ~っ、確かにな」と気づくことがほとんど。
これは、マーケティングや集客でも同じです。
内容を知れば、「あー」と知っていることや聞いたことがあるということがほとんどです。
しかし、気づかない。
思いつかない・・・それが、儲け話です。
そこで、儲け話に通じるビジネスのアイデアやヒントを各経営者(私も含めて)探すのですが、カンタンには見つからない。。。
ところが、そのヒントが見つかる媒体があります。
ズバリ、【YouTube】です。
YouTubeのどこにヒントがあるか。
それは、【組み合わせ』にあります。
有名なビジネス書に、「アイデアのつくり方」
という名著がありますが、その中に書かれている有名な内容。
アイデアは、組み合わせである。
その組み合わせを見つける媒体が、YouTubeです。
ご自分の好きなジャンルやテーマのチャンネルを見てみると、どの分野にも組み合わせによって人気になっているチャンネルがあります。
注意点は、
芸能人や有名人、著名なユーチューバー等キャラクターでヒットしているチャンネルではなく、テーマやコンセプトでヒットしているチャンネルを探してみること。
つまり、コンテンツ勝負ということです。
レゴ × 料理
tomosteen
ロカビリー × 懐メロ
ROCK’A BEAT TOKYO
将棋 × エンタメ(ゲーム)
将棋放浪記
レゴだけのコンテンツで勝負しようとしても想像するだけで、大変ですよね。
流行っていないロカビリーで勝負するのもそうです。
将棋は根強い人気ですが、市場が・・・となりそうです。
しかし、組み合わせることで、集客の要素である
- 新規性
- 話題性
- 特異性
が出ます。
更に、対象顧客を考えると・・・
レゴ好きというカテゴリがあります。
しかも、ワールドレベルです。
レゴワールドがあるのですから。
ロカビリーは、団塊世代の青春時代であり、そこに、懐メロを加えることで、「シニア世代」がハマることになります。
将棋は、言わずともファン層が固いところ。
あなたのビジネスや趣味が、突破口になる可能性があるということです。
ビジネスとカルチャーは、いつの時代も隣同士です。
カルチャー(文化)は、消費者意識や行動を表現し、新しいものや、嗜好性の高いものに偏ります。
そこから、ニーズやウォンツが生まれます。
カルチャー(芸術、遊び)を知ることで、時代を知るということにつながりますし、組み合わせのヒントからアイデアも生まれると思うのです。
今回、紹介したYouTubeチャンネルですが、大きなチャンネルではありません。
言わば、【ニッチ】。
小さな事業、小さな会社は、そもそもニッチですから(私もそうです)、そこに新しい【ニッチ】を加える。
成長が著しいYouTube、今から十分間に合います。