社長・・・特に、中小企業の社長の自己プロデュースについて、マーケティング的にお伝えしたいと思います。
中小企業、小さな会社は、若い人から60歳超の方まで、社長の年齢は様々。
特に、勢いのある若手経営者は、実際にお会いしても眩いばかりです。
Tシャツに、ジャケットでスッキリとした若々しいイメージの人が多く、非常に好感が持てます。
ところが、問題は私世代と私世代以上の社長です。
しっかりと誠実に見られるのは当たり前ですよね。
更に、清潔感は必須。
業種や業態で、違うとしても・・・。
もう少し髪型や服装はじめ、撮影場所も考えた方がいいのでは?
と思われる方も多数。
前に別の記事で書きましたが、中小企業や小さな会社のホームページでよく見られるコンテンツに「会社概要」があります。
社長ご自身が出ていない場合もありますが、出来れば出るべきです。
やはり、見える見えないでは信頼度が違います。
高い服や小物は、むしろ必要ありません。
逆効果の場合も多いです。
意識しなければならないのは、どう見られる方がいいのか。
自分がどう見せたいかではありません。
業種、業態、職業柄で、どう見られた方がいいのか。
職人気質の社長さんで、会社もそうで、それが売りなら職人気質に見られるべきです。
お勤めの人たちが、服装に無頓着なのはいいのですが、社長は困ります。
中小企業のマーケティング且つブランディングでは、会社のイメージの大部分は社長にあります。
どんなに立派なことを掲げても、社長が怪しさや胡散臭さがあれば、疑わしいですよね。
通販会社の社長さん方が、TVCMなどで出演されるのも、これが理由です。
写真を出していない方は、出た方がいいと思います。
動画でお話されれば、もっとリアルです。
要は、社長のイメージ=会社の信頼度につながるからです。
SNSの時代と言われて、もう長い時間が経過しました。
そして今は、動画の時代。
情報公開が当たり前の社会ですので、社長の存在が見えない会社では、B2C・B2Bでも、はじめの一歩が出にくくなります。
社長の自己プロデュースは、見た目ばかりではなく、態度や言葉も重要なパーツになります。
このようなことを書くと、社長自身の性格や性質が、おとなしい方や人前でお話されるのを得意としない方もいると言われますが、そこは、少しだけ頑張っていただき、会社のパーツとして機能していただくことが必要です。
おとなしい方でも、お話が得意じゃなくても、伝えようとする態度や言葉は熱意として、必ず伝わります。
このことは、これから起業される方(特に高齢の方)は、重要ですし副業の方も、顔出ししないYouTubeなど以外では、必要になります。
今後、アバターが当たり前になり、メタバースのような時代になっても自己プロデュースは、必要です。
ところで、顔。
顔つきは、変えられません。
私も、黙っていると不機嫌だと誤解される顔ですから。
だからこそ、少しだけ笑顔で。
仕事の時の顔は、どの社長さんも真剣でいい顔をされています。
だから、業務をされている時に撮影されると、いい顔のはずです。
社長の自己プロデュース、気にしていただきたい項目です。