マーケティング

マーケティングバイアス

マーケティングでは、バイアス(先入観、偏見、偏向、傾向)をいかに検討するか、ということが重要です。

売上が上がった、〇〇が売れ始めた、広告が当たった・・・。

マーケティングの成果にはいろいろありますが、
その際に何が要因だったのか、
どのような条件や因果関係があるからそのような結果になったのか、

ということを判断しなければ次の成功を再現させることが出来なくなります。

例えば、チラシ。

反応がありました → 契約になりました。
結果的には、チラシが成功したという結果だとします。

このチラシの成功要因を判断する際には、
どこの地域で反応したのか。
どのような人(年代や属性)が反応したのか
何人が反応して、成約率はどうだったのか?
その成約した人には、何か共通項がなかったか?

など等、多くの条件や要因があるはずです。

それが、どのように関係して、成果に結びついたかを判断して、はじめて次のチラシの計画が出来ます。

そして、ここで【バイアス】の登場です。

マーケティング業界で言われている代表的なバイアスは、「ビジター」と「トレンド」。

知っていたか、季節的なものか、ということです。

チラシをした会社が、知名度があるかないかでは、判断は大きく異なります。

大手企業のアンケートなどで、「どこで知りましたか」というアンケート項目があるのは、このビジターバイアスを勘案するためです。

季節的に反応するような商品やサービスの場合には、チラシの効果よりも、その商品やサービスそのものが求められるタイミングだったとも言えます。
これが、「トレンドバイアス」と呼ばれるものです。

このようなことは、広告だけではなく、いろいろな戦略やプロモーションが行われた後に、総括する際に気を付けるべきポイントです。

成果が出た内容を分析・検証せずに、次の施策に取り組んでも前回とは全く異なる結果に終わることがあります。

このような内容を、ネット広告の観点から紹介されている記事がありました。

Think with Googleの記事です。

Think with Google

ネット広告は、このように効果測定し、運営管理するのかという内容がわかります。
(なかなか、ここまで手が回らないのが現実ですが)

マーケティングバイアス、なかなか聞き慣れないことだと思いますが、要は、成果が出た、失敗した、という結果について、出来るだけ公正に判断し次の結果を求めることが必要だということです。

よく言われている成功事例・・・バイアスが含まれているとしたら、再現性は疑問です。
環境や条件、要因が明らかになっていなければ、単純にマネするだけでは難しいことが多いと言えるのです。

ところで、
マネは悪くなく、真似た後にどう工夫と改善を行うか、
そこでもバイアスがあることを認識していれば、ご自分のモデルが構築できます。

最近は、いろいろな媒体で成功事例が公開されています。

それらの成功要因を解き明かしていき、バイアスに気づいたり、ビジネスモデルを参考にすることで、次の展開や戦略が生まれるかもしれません。

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