ビジネス

中小企業の認知広報戦略

中小企業や小規模事業が、上手ではない戦略です。

商圏、市場から知られているか・・・知られていると思ったら大間違いです。

もちろん、私も知られていないのですが。

大企業や誰もが知っているメーカーさんは、なぜ知られているか?

売れているから・・・確かにそうです。

多くの販売場所に並んでいるから・・・それもそうです。

しかし、最も影響が大きいのは・・・TVCMをはじめとした広告です。

地域密着のローカルビジネスでも、ローカルでTVCMをされるところがありますが、費用対効果が見えにくく、高額なので手が出ません。

だから、SNS。

これも、確かにそうです。

しかし、知られません。

フォロワーが伸びても、売上が上がらないのでれば、無駄骨です。

ブログやホームページ、これも何もやらなければアクセスも伸びませんし、知られることがありません。

ズバリ、ネット広告をオススメします。

他の広告媒体に比べて、低予算から出来ます。

自社のターゲット(オーディエンス)を設定できます。

自社の顧客に合わせた媒体を選べば、SNS広告も十分に効果があります。

弊社のクライアントさんですが、SNSの投稿を広告することで、必ず問い合わせが数件あります。

媒体側のサポートチームから、不思議だと言われていますが、本当です。

ネット広告(グーグル、ヤフー)でも、低予算で可能です。

今であれば、成長期のYouTubeが、最も認知媒体としては優れているかもしれません。

しかも、これらのネット広告は、全て地域配信が可能です。

顧客がスマホを使わないという事業は、ほぼ存在しないと思います。

今でも確かに、TVCMは効果的ですが、ネット広告も負けていません。

これからは、認知広報戦略として、ネット広告を使いつつ、探している人(検索広告)に、リーチするという方法が主流です。

イメージ戦略を含む、ブランディング戦略、マーケティング戦略まで同時に行うことになりますが、整えることで上手く機能します。

昔は、中小企業や小規模事業には、デザインやブランディング等は遠い話であり、必要なものとは思われていませんでした。

しかし、今では【必須】です。

コンテンツ(動画、画像、テキストとその内容)が、イメージを決めます。

地域最安値のような低価格戦略には、高品質なコンテンツは求められませんが、私たち中小企業・小規模事業は、そうではありません。

顧客から共感・期待されるコンテンツづくりが必要になります。

そして、ネット広告です。

競合他社がやり始めたら、どうでしょうか?

嫌だな・・・と思われるなら、相手も同じです。

誰かが言っていました・・・有効な戦略は、相手が嫌がることをやることだ。

気をつけることが一つあります。

悪口、誹謗中傷、炎上は、加速して拡がります。

しかも、広告もしないのに。

ところで、ネット広告は企画が命です。

何を伝えるか、どう伝えるか。

コンテンツも同じであり、テーマやコンセプトが必要です。

中小企業の認知広報戦略は、マーケティング戦略の大事な要素なのです。

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