TVは、オワコンか。
ラジオも、オワコンなのか。
このような議論は、インターネットとSNSの成長と台頭から言われていること。
ネットニュースを見ると、TVタレントやTVの話題が尽きない。
ラジオには、ファンと呼べるリスナーが存在している。
オワコン・・・終わったコンテンツとは言い難い。
マーケティング情報メディアとして、見るべきは【CM】。
CMに起用される人材(タレント、俳優等)も気になるが、やはり、CMの脚本や構成には、学ぶべきところが多い。
ウケているCM、話題のCMは、要チェック。
流行の言葉、フレーズも、TVやラジオから。
視聴者層、放映時間帯、番組内容、スポンサーの違いでCMが異なるものの、それぞれにターゲティングされた結果であり、同じ対象顧客層へアプローチするのであれば、知っておくべきということになる。
キー局とローカル局では、CMは全く異なる。
ローカル局をテスト媒体とする企業も少なくない。
地域密着型のローカルビジネスであればあるほど、ローカル局のCMは、要チェック。
勢いのある企業や商品は、必ずと言っていい程、CMに登場する。
インターネット広告と比較される場合が多い、TVCM。
リーチ数に大きな差があり、TVCMは100万人規模。
結果、認知度に大きな差が生まれる。
故に、資金力が不可欠であり、中小企業には程遠い。
私たち中小企業や小さな会社、個人事業は、TVCMを参考とし、自社の集客や広告に生かすべきだと考える。
TVCMは、法的規制や局の審査も厳しく、表現には最大限の注意が払われている。
よって、TVCMで使われているフレーズ、コピーは法的観点からベンチマークしておくべき内容である。
TVCMによって、市場が開拓され商品やサービスの認知度が拡大する場合も多いことから、中小企業や小さな会社にとっては、チャンスが生まれる機会ともなり得る。
前述のリサーチにも必須であることは、言うまでもない。
ところで、ラジオは、いかに活用出来るか?
放送局や番組毎に、ファンというべきリスナーが存在し、ターゲットのリサーチには、必須と言える。
- どのようなことに興味や関心があるのか。
- 話題になるテーマは、どのようなことか。
深く狭いという長所が、マーケティングとしては絞り込まれた結果として、大いに参考にすべき媒体であることは、間違いない。
30年以上続く長寿番組など、TVには存在しないカテゴリやテーマが継続していることが、ラジオという媒体の最大の強みと言える。
今後の高齢化社会においては、まだまだ活躍するであろうTVとラジオ。
オワコンと言うには早過ぎる。