誤解を恐れずに、正直に言います。
対象顧客と商品のマッチングが悪ければ、いい企画でも、いいコピーでもいいLPだろうが、滑ります。
つまり、広告をヒットさせる最大の条件は、【誰に、何を売るか】です。
どう売るかの部分で、タイミングが関係のある商材もあれば、ない商材もあります。
どう売るかの部分で、一昔前は、キャッチコピーや売り方が注目されましたが、今は、【媒体】とのマッチングが重要です。
つまり、【ターゲット×商品(サービス)×媒体 】が、広告をヒットさせる最低条件です。
そこに、キャッチコピーや売り方のノウハウが加わります。
ターゲットに、ハマれば商品や媒体が弱くても、ヒットします。
商品(サービス)がよくても、ヒットします。
媒体の力で、ヒットすることもあります。
3条件が揃っていると、爆発的にヒットします。
もう5年以上前になりますが、クライアントさんのある商品をネット広告で販売することを強化したところ・・・
1年で5倍以上になりました。
現在も、同じようなことがあります。
クライアントさんのところで、店頭で全く売れなかった商品(元々、ネット商材として企画)ですが、SNS広告だけで、売れています。店頭ゼロだったのですが、約半年で2,000個以上。
マーケティングのノウハウということではなく、時代の流れに合わせた組み合わせです。
もちろん、競合先に比較されても負けないような、品質やサービス、価格、特典なども用意されているのは当然です。
今後は、リスティング広告で、ますます自動化が加速しそうです。
グーグル広告では、P-MAXという広告種別がローンチされています。
(現在、テスト広告検証中・・・今しばらくお待ちください)
以前は、広告設計や配信ノウハウが非常に価値のあるものであり、そこが、プロとしての腕前だったのですが、自動化になると出る幕が減ります。
こうなると、中小企業のマーケティングは、ますます細分化に向かう必要があるとも言えると思います。
専門化やカテゴリー化をしていなければ、ターゲットに届かないことになりかねません。
誰誰のための・・・対象顧客(ターゲット)をより具体的に。
何々が専門、得意な・・・商品(サービス)の具体的な特異性。
これから、Web広告の業界では、広告ヒットの条件がまた変わるかもしれません。
広告ヒットの条件も、時代で変わっていきます。