マーケティングのノウハウやテクニックは、媒体毎(SNS運用や広告)やコピーライティングのようなスキル系のものまで様々あります。
これらのマーケティングノウハウやテクニックよりも、重要なことがあります。
【マーケティング戦略】です。
マーケティング戦略とは、集約させれば
【誰に、何を、どう売るか】。
これだけです。
この3項目で、ビジネスの80%は決まります。
マーケティングのノウハウやテクニックは、どう売るかの一部。
実際にコンサルティングをやっていて、誰に、何をの部分でのズレを修正するだけでマーケティングが上手くいくことは、よくあります。
どう売るかは、ブランディングにおける「トーン&マナー」もありますし、ターゲット次第では、合わない売り方になってしまうことも起きてしまいます。
今の商品やサービスについて、切り口や表現を変えることで、ターゲットに合致することは、よくあることです。
既に10年以上のクライアントさんの事例です。
B2Bですから「小ロット」を切り口にしています。
業界でマネするところも出てきましたが、中途半端です。
クライアントさんのところは、1個からやります。
この切り口をオープンにして、ずっと集客をやっているので、競合先も同じことをやるかと思えば、どこもやりません。
きっと、儲からないと思っています。
実は、違います。
経営的には、違うメリットもあります。
このようなことも含めて、マーケティング戦略です。
画像に、ブランディングとマーケティング、ストラテジー(戦略)が3つの輪になっていますが、正にこのイメージが、マーケティング戦略です。
私が、マーケティング戦略コンサルタントという肩書にしているのも、マーケティングのノウハウやテクニックよりも、重要であり、実際に効果的だからです。
基本中の基本ですので、灯台下暗しで気付かない方もいるかもしれません。
ノウハウやテクニックを学ぶことも大事ですが、足元をしっかりさせて取り組むことで、もっと効果が発揮されるものと思います。
もし、ここがズレているとしたら、どのマーケティングノウハウもテクニックも、磨いたスキルも、全く役立たずになってしまいます。
ちなみに、マーケティング戦略は、時代や環境、状況が変われば変更・再構築です。
カッコつけて言えば、イノベーションとなります。
このような対応の早さや戦略転換の柔軟さが、中小企業の強みのはずです。
このことに参考となる、動画を公開しています。
少しでもお役に立てればと思います。