事業再構築補助金が、一部で話題です。
公募や対象業種は未定ですが、案内があるということは近々だから、準備しておくといいですよ、ということです。
ミラサポプラスで案内もされている、事業再構築補助金のパンフレットは、下記URLから
https://www.meti.go.jp/press/2020/01/20210128002/20210128002-5.pdf
採択されると、相当な金額が補助金として支給されます。
今後、このような補助金や制度が、増えるものと予想します。
本音はともかく、建前では【中小企業支援】をしなければならないからです。
この補助金や今後の制度を利用する上で、重要なのは『プランニング』。
【事業計画】は、必須です。
自分で書類作成しなくても、それは代理の方に依頼すればいいのですが、ビジネスアイデア、ビジネスプランは、そうはいきません。
コロナ禍で、飲食業の方々は大変な状況の中、テイクアウトや通販を始められた方が多いのですが、売上を確保するのは、かなり大変です。
必要なのは、商品になりますから、その商品開発費用やテストマーケの費用など売り始めるのにも、準備が必要です。
更に、ネットショップの登録や決済、配送や対応。
慣れないビジネスは、構造が異なることから、コストが見えなくなりがちです。
そのような時にこそ、実は【事業計画】。
非常に地味で面倒なのですが、やはり組み立てていくのは、
このような作業を行う必要があります。
そして、初期投資額(イニシャルコスト)と運営額(ランニングコスト)を算出して、始めるべきかどうか、収益の見通しがつくかどうかを判断する必要があります。
事業計画を書類作成ではなく、ビジネスプランとして捉えて活用する。
このようなことに慣れておくことで、新しい補助金や制度に対応できます。
このような補助金、制度利用するところと、しないところは明暗が分かれます。
金融機関も、コロナ禍の中、追加融資は厳しくなる方向には違いありません。
なぜなら、収益が上がらない=返済原資がない、となれば貸せません。
そのような状況下で、中小企業の資金調達方法に補助金は最適です。
しかも、ビジネスプランを考え、新しい収益を生み出す機会が出来るのですから、取り組まない手はありません。
弊社クライアントさんも、事業再構築補助金を検討しています。
その際に、ビジネスプランをサポートしていますが、単にオンライン化やデジタル化のようなビジネスでは、やはり市場性や成長性は見込めません。
しっかりとリサーチし、ターゲットを絞り込み、シミュレーションを行います。
補助金利用しなくても、そのビジネスに取り組む前提での、ビジネスプランニングをすることで、次の展開と収益が見通せます。
そして、既に初期投資と運営費用の算出も出来ていることで、最低限のリスクヘッジを行い、新規ビジネスに着手することが可能になります。
以前は、補助金や助成金の申請は、書類作成に大変な時間を取られることで、支給金額と労力を換算して、否定的な見方をしていました。
しかし、この経営環境と支給される補助金や制度内容が充実してきたことから、見逃す手は、ないと考えています。
クライアントさんのサポートに回っているので、自分のことは出来ませんが、時間が取れれば、自分も申請したいくらいです。
この機会に、事業再構築補助金とビジネスプランを是非活用していただきたいと思います。
最後に、【事業計画】は、別の使い方があります。
ビジネスプラン次第では、『クラウドファンディング』にチャレンジする材料になるということです。
いろいろなクラウドファンディングを見てみるとわかりますが、最近の資金調達額は、驚くものばかりです。
このような資金調達を覚えるための、補助金や制度、【事業計画】です。
ビジネスアイデア・・・これはアンテナを張りめぐらせる以外ありません。
セミナー、教材、書籍、ネット記事、ユーチューブ等など情報収集方法がありますが、いろいろなところからヒントを得て、そこから、リサーチしていくことがスタートです。
ご質問やご相談があれば、お気軽にご連絡ください。