新しいビジネスをつくる・・・という世の中の流れがあります。
最近では、事業再構築補助金が代表例と思います。
オンライン化やグローバル化・・・絵にかいた餅のようなプランも多くあると聞きます。
仕事柄、クライアントさんにビジネスモデルの変更や改善、改革を提案します。
戦略的変更もあれば、マーケティングモデルの修正もあります。
加えて、商品やサービスの企画や開発はじめ、ビジネスプランも提案します。
ハンズオン型でのコンサルティング(一緒に実践してサポートしていくというスタイル)ですから、クライアントさんの事業を理解し、把握し、リサーチします。
よく言われることが、「どうやって思いつくのか?」ということ。
ビジネスのマイナーチェンジから、フルモデルチェンジまでやっていることから、これらのアイデアの元は何かということで、質問されます。
答えは、シンプル・・・5W2Hで考える。
慌てずに、落ち着いて、冷静に。
一つ一つの項目について、考えていきます。
ただ、考えるということは、インプットが必要になりますので、世の中でウケているもの、流行っているもの、イケているもの等、商品もサービスも、ヒトも、ビジネスも、企業も、多くのことを5W2Hとしてインプットしておく用意が必要です。
成功例や失敗例も、同じです。
実は、世の中には失敗例が山ほどあります。
例年、ヒット予測やヒット番付などをマスコミや雑誌が取り上げます。
昨年に予測されたことで、当たっていることは、ほぼ皆無。
更に、続いていることも、皆無。
つまり、山ほどの失敗例を見ることが出来ます。
しかも、後追い(分析と検証)が可能。
ここに、多くのヒントがあります。
5W2Hで考えてみると、なぜ失敗したのか、何がダメだったのか見当がつきます。
その見当をつけるというプロセスが、インプット。
それを、自分の疑似体験としてアタマに入れておくことで、次の経験に生かすのがビジネスです。
有名なアイデアの本である、「アイデアのつくり方」。
アイデアは、組み合わせだと書かれていて、誰もが納得し、ロングセラー。
だとしたら、組み合わせのパーツをたくさん持っていることが、武器になります。
ビジネスアイデアツールは、5W2Hだけではないですが、主軸となるツールです。
知っていても、使えなければ役に立ちません。
私も、まだまだ・・・です。
使いこなすレベルに到達したいと思います。