頑張っているけど、売上が上がらない・・・。
と思っている経営者は、実は少ないです。
頑張っているから、いづれ売上が上がる。
と、思っています。
そのような会社では、以下のような状態です。
- 本も読んだ、セミナーも言った、講座も受けている。。。
- いろいろと社内でもミーティングして、検討して取り組んでいる。
- 自分(経営者)も、先頭に立っている・・・。
- 他社が上手くいっている方法を取り入れている・・・。
これだけやっていたら、上手くいきそうです。
ところが売上が上がりません。
肝心なことがないからです。
それは・・・【小さな成功の設定】です。
つまり、直面している課題の目標設定。
小さな成功と表現しましたが、KSF(KEY SUCCESS FACTOR)、センターピンと呼ばれるものに似ています。
目標設定の講座などで設定されるマイルストーンとも違います。
小さな成功をすることで、ドミノ式に次々と倒れていき・・・
いい流れをつくることが出来るかどうか。
この小さな成功を見誤ると、ドミノ式にはなりません。
天才肌の経営者は、これを知っています。
どこを押せば、進むのか。
どう押せば、進むのか。
一昔前までは、このドミノ式での売上改善は1ケ所を押すことで、怒涛の流れをつくることが出来ました。
ところが・・・今は違います。
この小さな成功をクリアすべきポイントが、何か所もあります。
顧客が多様化し、多属化しています。
代表的な例は、SNSです。
いろいろな媒体に、いろいろな人が混じり合う・・・カオスです。
つまり、小さな成功ポイントを押す準備や仕掛けが、大変です。
更に、このポイントが絡みあっていて、なかなかドミノ式に倒れていかない・・・。
例えば、
広告依存しているビジネスモデルは、この例です。
Web広告だけでは限界・・・、小さな成功ポイントが見つからない。
自社分析と競合分析が必要です。
今は、Web解析のソフトも進化していますので、費用はかかりますがいろいろなことがわかります。
リサーチした上で、自社分析を行い、小さな成功ポイントを設定して取り組む。
更に、スピードがなければ、刻々と競合環境も業界も変わります。
これらをクリアして、売上が上がり始めます。
本やセミナーなど、情報収集は不要ではなく、むしろ必要です。
しかし、振り回されてはムダになります。
売上が上がらない理由がわかると、売上は上がります。