マーケティングが上手くなる方法は・・・究極は、自分でやってみること。
と、なるのですが、コレはコレで大変です。
自分でやる以外に、マーケティングが上手くなる方法があります。
答えは、「売れた理由を考えること」
大ヒット商品でも、業界でのヒット商品でも、どこかで売れたという商品やサービスでも。
どんな理由で、売れたのか。
なんで、売れてるのか。
ネット検索でも出てきますが、表面的な場合が多いですし、雑誌(業界誌)に取り上げられたりしていると、いろいろと書いてありますが、鵜呑みにしないのが原則です。
自分なりに考えてみてください。
- 何でウケたのか。
- 誰が、買ったのか。
- どうやって、売ったのか。
- 競合先は、いなかったのか。
等などを考えていくと、結果的に、マーケティングのフレームワークであるSTPや4Pなどを考えていくことになります。
この疑似体験、追体験的な行為が、マーケティング能力を向上させます。
ある商品やサービスを調べていくと、広告をクリックしたり、広告から追跡されたり、SNSを確認したり、実際に買ってみたり・・・とすることになります。
最も能力が上がるのは、身銭を切ること。つまり、買ってみること。
なので通販が多くなりますが、それだけではなく、自分の趣味や嗜好と違っても見に行くことや、買って使ってみることも大事です。
そうすることで、その売れた商品やサービスの顧客体験が出来るのですから、売れた理由もわかるのですが、「こうした方がよかったんじゃないのか」という観点で、見る・考えるようになります。
この部分が、アイデアや改善につながります。
このようなことも、当たり前のことなのですが、意外と抜けています。
年齢がある程度進んだら、わかっているつもりとか、知っているつもりになり、コレをやらなくなります。
すると、時代に置いていかれることになるのです。
クライアントさんの中に、65歳を過ぎた会長さんがいます。
その方は、好奇心と向上心が、未だ衰えるどころか、昔以上に活発です。
だから、業界のニュース、話題のお店、食べ物、クラウドファンディング等ありとあらゆる商品やサービスの情報をチェックされます。
自然と、いろいろな見方や考え方、そしてアイデアが生まれます。
マーケティングという言葉の定義は、いろいろありますが、要は、【売る力(チカラ)】です。
個人で売る、仕組みで売る、戦略で売る、コピーで売る・・・売るの全て。
今までも、これからも、大事なのは【売る力】。
これさえ磨いておけば、何があっても、どんな商品でもサービスでも・・・。
私たち中小企業が、身につけるべき力だと思います。