要は、ビジネスを成長させるため。
売上と利益を上げるために他ならない。
考えるためのフレームワークの理論や方法で、最もシンプルな方法として【5W2H】がある。
誤解を恐れずに言えば、順番はどこから考えてもいい。
ビジネスの状況や環境で、異なる。
目的が明確であれば、WHYから。
商圏が固定されていれば、WHEREから。
と、ビジネスの置かれている状態で考えてみる。
しかし、今回はあえて以下の通りとした。
WHO/WHAT/HOW MUCHHOW TO/WHY/WHERE/WHEN
モノは余り、情報が溢れ、消費者は多様化・多属化。
中小企業・小規模事業のビジネスは、細分化が進む時代。
対象顧客を明確にしなければ、ビジネスの方向性や規模、展開方法が大きく変わる。
ビジネスのヒントやアイデアをWHOから考えてみる。
WHOの向きを変えることで、どのような結果が得られるか。
- 相手によって、顧客単価が変わる。
- 嗜好・思考・志向の違いは、別ターゲットに変わる。
- 細分化・専門化された相手で、市場・商品が変わる。
- 見込顧客へのアプローチ(広告・SNS)が変わる。
- 相手によって、自社レベル(品質)が変わる。つまり、ビジネスモデルが大きく変わる。
自社で対応可能な項目、ターゲットを変えた市場規模、競合度、競争優位性等などをリサーチの必要がある。
又、自社の経営資源での対応力、資本力も必要になる。
故に、先ずは総合的に把握する。
ここまでの間で、出来ること・出来ないことが見えてくる。
取捨選択を行わなければならない。
当たり前のことであるが、ビジネスは一つの歯車が変われば連動して、他のことも変えなければ動かない。
更に、WHOを深く理解する努力と工夫がともなう。
理想の顧客、ペルソナ・・・既存客の代表など。
何を考え、どう暮らし、行動し、どのような価値観なのか。
何に悩み、不安を感じ、期待をし要望したいのか。
顧客のアタマ(損得)・ココロ(感情)・カラダ(行動)をより理解することが、ビジネスにつながる。
顧客を理解することは、ビジネスの永遠のテーマと言える。
よって、WHOを考えるということで、ビジネスのアイデアやヒントが生まれるのは、必然とも言える。
リサーチという行為だけではなく、日常からの情報収集と編集が顧客理解に通じ、アイデア・ヒントのひらめきが起動する。